QiitaやZennが続く人の小さな仕組み

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QiitaやZennに書こうと思っていたのに、気づいたら一か月たっていた。そんな経験、ありませんか。仕事ではコードを書いてレビューもしているのに、アウトプットの習慣だけは別腹で、なぜか続かないんですよね。僕もまさにそうで、書きたい気持ちはあるのに、平日の夜は力尽きて、週末は用事が入って、結局また先送り。エンジニアとして成長したいし、あとから自分が助かるのも分かっているのに、手が動かない。このもどかしさ、かなり長いこと抱えていました。
ただ、ある時から少しずつ変わっていきました。いきなり毎週記事を出すみたいな気合いの話ではなくて、小さな仕組みを生活の中に埋め込んだ感じです。今回は、QiitaやZennが続く人がやっている、地味だけど効く工夫を、僕の実体験ベースでまとめます。特別な才能というより、続けやすい形にしているだけ。今日から真似できるように書いていきますね。
続かない理由はやる気じゃなくて摩擦
アウトプットが続かないとき、つい自分の意志の弱さを疑いがちです。でも実際は、やる気というより摩擦が原因で止まっていることが多いです。摩擦っていうのは、書くまでに必要な準備や迷いのことです。どのネタにするか、どんな構成にするか、どのツールで書くか、画像はどうするか。書き始める前の選択肢が多いほど、人は動けなくなります。
僕の場合は、記事を書こうとしてPCを開いた瞬間に、まず過去記事を読み返してしまう癖がありました。すると、文章が下手に見えてきて、直したいところが見つかって、そっちに時間を取られて終わる。あるいは、構成を完璧にしようとして、見出しだけ作って満足して終わる。つまり、書く前の儀式が多すぎたんです。
続く人は、たぶんここをうまく削っています。書き始めまでの距離が近い。迷いが減る。だから、1記事にかける時間が短いというより、着手までの時間が短いんですよね。まずは、摩擦を減らすことを最優先にすると、アウトプットの習慣が作りやすくなります。
書けない日はゼロにしない発想に切り替える
僕が効いたのは、公開まで行けない日でも、前に進んだ扱いにすることでした。タイトルだけ決めた。見出しだけ書いた。コードだけ貼った。ここまででも、ゼロではない。こういう日が積み上がると、次の一手が軽くなります。完了のハードルを下げるというより、前進の定義を小さくする感じです。
特に平日は、まとまった時間を取れない前提で設計したほうがうまくいきます。毎日30分の執筆より、毎日3分の前進。これなら、飲み会のあとでもギリギリできます。
ネタ切れはメモの仕組みでほぼ解決する
書けない理由としてよく出てくるのが、ネタがない問題です。でも、エンジニアの仕事って、ネタの宝庫なんですよね。ビルドが落ちた、依存関係で詰まった、テストが遅い、レビューで指摘された、便利なワンライナーを見つけた。こういう小さな出来事が全部ネタになります。
問題は、忘れることです。僕は以前、週末にまとめて書こうとしていました。でも週末になると、平日に何を詰まっていたかを思い出せない。これで何度も挫折しました。そこで、ネタを記憶から引っ張るのをやめて、仕組みで残すようにしました。
僕のネタ帳は一行でいい
今は、仕事中に詰まったら、その場で一行だけメモします。長文は書きません。後から読んで分かれば十分です。たとえば、Dockerでbuildxが詰まった、pnpmのストア壊れた、React Queryのinvalidateの粒度で迷った、みたいな感じです。大事なのは、感情も一緒に残すことです。ムカついた、焦った、助かった。感情があると後で書きやすいです。
ツールは何でもよくて、僕はスマホとPCで同期できるメモアプリを使っています。ポイントは、キャプチャが速いことです。開くのが遅い、フォルダを選ぶのが面倒、タグが多すぎる。こうなると摩擦が増えて続きません。ネタ帳は雑でいい。むしろ雑のほうが続きます。
この一行メモが30個くらい溜まると、ネタ切れが消えます。何を書こうかなと悩む時間が激減して、週末にネタ帳を眺めるだけで、書けそうなやつが自然に浮かびます。続く人は、たぶん書く前に悩まないように、悩みを先に済ませているんだと思います。
テンプレは文章力より強い味方
QiitaやZennを続ける上で、テンプレは本当に効きます。文章がうまいかどうかより、型があるかどうか。僕は文章が得意なほうではないので、テンプレがないと毎回迷子になっていました。導入をどうするか、どこまで説明するか、最後に何を書くか。これを毎回ゼロから考えるのがしんどかったんです。
そこで、記事の型を固定しました。固定すると、書き始めが早くなります。最初の一段落が書けると、次も勢いで書ける。アウトプットの習慣って、最初の5分をどう乗り切るかが大きい気がします。
僕がよく使う型
僕がよく使うのは、困ったこと、原因、試したこと、解決、ハマりどころ、まとめ、という流れです。技術記事としても読みやすいし、検索で来た人も欲しい情報に辿り着きやすい。しかも、自分の体験をそのまま並べるだけで成立します。
もう一つは、比較型です。AとBで迷った、実際に両方試した、こういう条件ならA、こういう条件ならB、みたいなやつ。これも体験を書くだけで価値が出ます。僕はエディタの設定やターミナル周りの改善でよく書きました。ガジェット好きなので、キーボードやマウスの設定、周辺機器の運用もネタになります。
テンプレの良いところは、書くたびに改善できるところです。ここは毎回要らないなとか、ここにスクショを入れると分かりやすいなとか、少しずつ自分用に育っていきます。続けるほど、記事を書くコストが下がる。これが地味に強いです。
公開のハードルを下げる小さなルール
書くこと自体より、公開が怖い。これもよくあります。間違っていたらどうしよう、突っ込まれたらどうしよう、もっと良い書き方があるのに、みたいなやつです。僕も最初はずっとこれでした。下書きが増える増える。下書きフォルダが立派になるだけで、公開されない。
この状態から抜けるには、完璧主義を気合いで倒すより、公開のルールを変えるほうが早いです。自分に許可を出す感じですね。
60点で出すための条件を先に決める
僕は、最低限これだけ満たしたら出していい、という条件を決めました。たとえば、再現手順が書いてある、結論が一行で分かる、コピペできるコードがある。このあたりが揃っていれば、文章が多少ぎこちなくても公開します。誤字はあとで直せるし、補足も追記できます。
あと、公開する時間も決めました。僕は平日の昼休みに出すことが多いです。夜に出すと、反応が気になって寝る前に何度も見てしまうんですよね。昼に出すと、午後は仕事があるので程よく距離が取れます。生活の中で一番メンタルが安定している時間帯に出すの、わりとおすすめです。
小さく出して追記する前提にする
僕は最近、最初から全部盛りにするのをやめました。まずは最短の解決まで書く。背景や比較や注意点は、あとで追記する。公開後に追記すると、文章も落ち着いて見直せますし、読者からのコメントで足りない点に気づけることもあります。
これ、アウトプットの習慣としても効きます。公開までの距離が短くなるので、公開の回数が増える。回数が増えると、公開が怖くなくなる。結果として続きます。
書く時間を生活に固定すると迷わない
続く人は時間の使い方がうまいというより、迷わない形にしている気がします。いつ書くかをその都度考えると、結局やらない。だから、生活の中の既存の行動にくっつけるのが効きます。
僕は最初、土日に2時間取る作戦で失敗しました。2時間って、想像以上に重いです。天気が良いと外に出たくなるし、家事も溜まるし、ちょっと昼寝したら終わる。まとまった時間は、あるようでないんですよね。
僕は朝に寄せたら安定した
試行錯誤した結果、僕は朝に寄せるのが一番安定しました。出社前に10分だけ、あるいはリモートの日に始業前に15分だけ。夜より頭が疲れていないし、余計な予定が入りにくい。何より、朝に少し進むと、その日ずっと気持ちが軽いです。
ここで大事なのが、書く内容を朝に考えないことです。朝は書く。考えるのは別の時間に逃がします。僕は前日の帰り道か、昼休みにネタ帳を見て、明日はこれを書くと決めています。朝の自分に選択肢を渡さない。これだけで継続率が上がりました。
ガジェット好きとしては、環境づくりも効きました。折りたたみキーボードや小さめのマウスを用意して、どこでも同じ書き心地に寄せる。自宅のデスクだけだと気分が乗らない日があるので、カフェやコワーキングでも書ける状態にしています。場所を変えられると、停滞したときの逃げ道になります。
まとめ。アウトプットの習慣は小さな仕組みで回る
QiitaやZennが続くかどうかは、根性より仕組みの影響が大きいと感じています。書き始めまでの摩擦を減らす。ネタを一行で拾って貯める。テンプレで迷いを消す。60点で公開して追記する。書く時間を生活に固定する。こういう小さな工夫が組み合わさると、アウトプットの習慣は意外と回り始めます。
エンジニアの仕事は忙しいですし、学ぶことも多いです。だからこそ、続けられる形にして、少しずつでも外に出していくのが効きます。今日いきなり長文を書かなくて大丈夫です。まずはネタ帳に一行だけ残す。明日の朝、タイトルだけ作る。そこからで十分です。続けるコツは、続けられるサイズにすること。これが僕の結論です。


