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メモリ不足でブラウザが落ちる?ChromeとChatGPTが不安定になる原因と対処法

メモリ不足でブラウザが落ちる?ChromeとChatGPTが不安定になる原因と対処法

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業務中に突然、Google Chromeのウィンドウが最小化されました。再表示すると今度は操作を受け付けず、ChatGPTの画面には「応答していません」という表示が出たまま止まります。ページを閉じようとしても反応がなく、結局は強制終了するしかありませんでした。

使用していたのは特別なローカルアプリではなく、ほぼすべてがブラウザ上のサービスです。ChatGPT、YouTube、Amazonプライム、Googleアナリティクス、加えてSlackやTeams、Dropboxといった常駐アプリを同時に使っていました。

一見すると回線やサービス側の不調に見えますが、実際の原因は非常にローカルな問題でした。それがメモリ不足です。

発生した症状から見えてきた「メモリ枯渇」の兆候

今回のケースで特徴的だったのは、CPU使用率がそれほど高くないにもかかわらず、操作全体が不安定になった点です。ブラウザが勝手に最小化される、入力が反映されない、一定時間フリーズしたあとに復帰するか、そのまま応答しなくなるといった挙動が断続的に発生しました。

これは処理能力が足りないのではなく、処理に必要な作業領域、つまりRAMが足りなくなっている状態でよく見られる症状です。OSはメモリが枯渇すると、裏でページングやプロセスの抑制を行いますが、その過程でユーザー操作が後回しにされ、結果として「固まったように見える」状態になります。

我々が、常にslackなどで連絡されたり、複数のプロジェクトを同時進行でマルチタスクになって頭がパンクしそうになっているのと同じですね。

タスクマネージャーで確認した実際のメモリ使用状況

症状が出ている最中に、Windowsのタスクマネージャーを起動して状態を確認しました。パフォーマンスタブを開くと、メモリ使用率は90%を超えており、明らかに余裕がない状態でした。

さらにプロセスタブで詳細を見ると、Google Chromeが突出してメモリを消費していることが分かります。Chromeはタブや拡張機能ごとにプロセスを分離する設計のため、複数のWebサービスを同時に使うと、想像以上にメモリを消費します。

ちなみにChatGPTを起動しなければこんなもんです。

ブラウザ中心の作業環境がメモリを圧迫する理由

現在の業務環境では、重たい処理の多くがローカルアプリからブラウザへ移行しています。AIチャット、動画配信、管理画面、ダッシュボード、リアルタイム通信ツールなどは、すべてJavaScriptベースで動作し、常に状態を保持し続けます。

特にChatGPTのようなAIサービスは、見た目以上に内部状態を持っており、長時間・長セッションで使い続けると、ブラウザ側のメモリ使用量が積み上がっていきます。これに動画再生や分析ツールが加わることで、16GBのメモリでも簡単に上限に近づいてしまいます。

効果が大きかった対策、ChatGPTの「すべてのチャット」を削除する

いくつか対策を試す中で、特に効果を実感できたのが、ChatGPTに蓄積されていた「すべてのチャット」を削除することでした。

長期間ChatGPTを使っていると、過去の会話履歴が大量に保存されます。普段は意識しませんが、ChatGPTを開くたびにこれらの履歴が読み込まれ、画面描画や状態管理のためにメモリを消費している可能性があります。

実際に履歴を全削除した直後、同じタブ構成・同じアプリ構成で作業を再開しても、タスクマネージャー上のメモリ使用率は明らかに低下しました。Chrome全体の挙動も安定し、フリーズや強制終了が発生しにくくなりました。

体感としても、入力遅延や描画のもたつきが減り、「裏で何か詰まっている感じ」が消えた印象があります。

チャット履歴削除時の注意点と限界

この方法は即効性がありますが、当然ながら過去のチャット内容はすべて失われます。業務上のメモや調査ログとして使っていた場合は、削除前に必要な内容を別途保存しておく必要があります。

また、この対策はブラウザ側の負荷を軽減するものであり、メモリ容量そのものを増やすわけではありません。タブやアプリを増やし続ければ、再び同じ状況に陥る可能性はあります。

それでも、ChatGPTを頻繁に使い、長時間ブラウザを開きっぱなしにするエンジニアにとっては、定期的な履歴整理は十分に意味のあるメンテナンスだと感じました。

関連記事:メモリ不足で起きるパソコン動作の症状、確認方法と対策【スクショ付き】

16GBでは余裕とは言えない時代

今回の一件を通じて、ブラウザ中心の作業環境では16GBメモリは「最低ライン」になりつつあると実感しました。AI、動画、分析、常時接続ツールを同時に使う前提であれば、32GB以上を検討するのは決して過剰ではありません。

個人環境でこれだけメモリを消費する以上、AIサービスを提供する側が膨大なメモリリソースを必要とするのも自然な話です。ローカルで起きている問題は、そのまま世界規模のインフラ事情にもつながっています。

不具合に見える現象ほど、まずメモリを疑う

ブラウザが落ちる、AIが固まるといった現象は、サービス側の問題に見えがちです。しかし実際には、ローカル環境のメモリ枯渇が引き金になっているケースも少なくありません。

タスクマネージャーで状況を確認し、不要な負荷を減らす。ChatGPTの履歴を整理する。こうした地味な対策が、作業環境の安定性を大きく左右します。

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